人間には視覚、聴覚、 味覚、 嗅覚、触覚の五感があります。
さらに五感を超えた超感覚である第六感を持っており、本能や無意識からのメッセージを受けとります。
日ごろ私たちは、少なからずこの第六感によって身を守ったり、行動を起こしたりしているのです。
色とりどりのパワーストーンは、 ほとんどの場合、視覚によるカラー分類で語られます。
「 O 色の石はOOの効果がある」 という表現です。これは非常にわかりやすく、明確な表現です。人間に与えられる情報の 80% は、視覚からだとされ、 また、色彩の人間に与える心理効果は、
科学的に分析されているからです。しかし、
パワーストーンを実際に手にした人の多くが、色だけではなく、五感すべて、 あるいは第六感によって、石たちに魅了されます。
自然が生んだ特有の色は; パワーストーンの持ち味というべきものですが、 それ以外の質感も、
きわめて強力なインパクトを私たちの心に与えます。パワーストーンにおける質感とは、
それぞれの石が持つ、優雅さ、重々しさ、軽やかさ、冷たさ、あたたかさ、重厚さなどの、さまざまな形容であらわされる、全体から醸し出される印象のこと。その質感から生まれるインパクトが「波動」 です。質感は、
波動を知るために欠かせない要素なのです。
そして波動こそが、実際にパワーストーンを手にしたときの神秘的な効果に関係しています。例えば、
「石が私を見てにっこりと笑った」
「話しかけてきた」 という表現がしばしばパワーストーン愛好者から聞かれます。
これは、石の波動と自分の波動がぴったりと合致したときに起こる現象です。波動は石だけでなく、
人間を含めたあらゆる物質から発せられており、通常「オーラ」 といわれています。 人間同士の相性のよし悪しは、
波動の相性のよし悪しです。「最初からなんとなくうまがあった」 という経験はだれしもあるでしょう。
これはお互いの波動の相性がよく、合致したからで、石にも同じことがいえるのです。種類によって波動が違うのはもちろん、状態によっても違いがあり、
こうした違いに一定の規則はありません。石と石を組み合わせたとき、 ぴったりとおさまりがよく、 心地よいのが、
よい相性といえ、強力な波動を発する組み合わせとなるでしょう。